Archive List for May 2017

アンドレ・ブラジリエ

美術雑記

この商売をしていても出不精の私は海外には行かないし、オークションという職業柄、 あまり作家本人との直接の関わりは少ない。少ない体験のなかでもアンドレ・ブラジリエという作家には1999年頃に一回神戸の展示会で会ったことがある。ご夫婦で来日されていたが、お二人とも揃ってすごく上品なヨーロッパの上流社会の人たちの雰囲気があったのを憶えている。 ブラジリエの油彩作品は近年価格が上昇し、特に海外のメインオークションにおいては2012.13年頃の2倍から3倍の価格で落札されるようになった。近代絵画セールの中でもカシニョールの油彩と並ぶ出品と価格を誇る作家になった。また水彩作品も今上昇中。     A.C.N ART AUCTION TOKYO SALE96 6月セール Modern & Contemporary&Decorative art 2017年 6月29日(木曜日)開催 午後1時〜 開催場所 東京 東日本橋 東京都中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4 下見会 上記会場にて開催 2017年6月27日(火) 午後2:00〜午後6:00 2017年6月28日(水) 午前10:00〜午後7:00 2017年6月29日(水) 午前10:00〜正午   アンドレ・ブラジリエ来歴 1929 フランス、ソーミュールに生まれる 1949 パリ美術学校に入学。ブリアンションのアトリエで学ぶ 1952 フロレンス・ブリュマンタル賞、ローマ大賞(第一位)、シャルル・モレ賞等を受賞。 1953 ローマ・グランプリ賞受賞 1959 この年より、パリ、ジュネーブ、ニューヨークで定期的に個展開催 1961 青年絵画展でシャルル・モレ賞 1962 シュールロット賞受賞。 1974 東京で個展 1977 日本画家東山魁夷が壁画制作中の唐招提寺(奈良)にブラジリエ氏を招待する 1980 シュノンソー城に100点を集め、初の回顧展 1985 レイナルド・ハーン作、ピエール・ジュルダン演出、戯曲「ジブレット」 1988 南仏アンティーブのピカソ美術館にて回顧展 1989 金の木馬賞(アンジェ市名誉勲章)受賞 1991 リトグラフ10点を収めたアルバム『ハーモニー』が出版される 2004 ドイツ、コンスタンツ湖畔、マイノー城にて展覧会 2005 サントペテルブルク、エルミタージュ美術館にて回顧展 アンドレ・ブラジリエの査定はこちらへ

梅原龍三郎「浅間山」

美術雑記

20世紀日本洋画の巨匠は誰かと聞かれれば、梅原龍三郎と言えば、ほぼ正解であろう。 私どもでもデッサンや版画は日頃のオークションにも出品させて頂いている。 履歴などを読むと、京都の商売人の息子で裕福な生まれのようだ、明治末・大正初期に 若くしてフランスの私立美術学校のアカデミー・ジュリアンに私留学し,ルノワールに師事している。 才能を持った生粋のボンボンであったようだ。 戦後も東京美術大学の教授、1957年には文化勲章を受章 日本洋画壇の重鎮として確固たる地位を築いた。 梅原 龍三郎 浅間 1965年 ボードに貼られたキャンバスに油彩8号(45.5 × 38) R.U.65のサイン有 コンディションは良好 共板 作家本人自筆鑑定書/東京美術倶楽部鑑定委員会鑑定証書申請中 6.000.000/8.000.000円 次回セール95に梅原龍三郎の代表モティーフである浅間の秀作が出品予定。 A.C.N. ART AUCTION TOKYO SALE95 5月セール Modern & Contemporary&Decorative art 2017年 5月30日(火曜日) 開催場所 東京 東日本橋 中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4 下見会 上記会場にて開催 2017年5月27日(土) 午前10:00〜午後5:00 2017年5月28日(日) 午前10:00〜午後5:00 2017年5月29日(月) 午前10:00〜午後7:00 梅原龍三郎 1888年 京都市に裕福な商家に生まれる。 1903年 伊藤快彦や浅井忠の聖護院洋画研究所で学ぶ。同門に安井曽太郎。 1908年 田中喜作と渡仏。フランスの私立美術学校のアカデミー・ジュリアンに私留学、ルノワールに傾倒する。 1913年 帰国。知人の有島生馬とのつながりで武者小路実篤ら白樺派の画家・作家交流 ルノワールに影響を受けた画風が注目を集める。 1914年 二科会の創立に参画。 1922年 小杉放菴らと春陽会を結成。 1926年 国画創作協会に迎えられ、川島理一郎と洋画部を新設。 1935年 帝国美術院会員に就任。 1952年 文化勲章受章。 1986年 死去。享年98歳。

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