棟方の大首版画の秀作が次回108回に出品されることに
なった。弘仁の柵  棟方は描いたオリジナルの1点ものを○○図と画題に付け
複数芸術の板画作品には○○の柵と画題に付ける。


LOT209 棟方志功 弘仁の柵
1961年 棟方志功板画全集P355/棟方志功全集7-195 板画/裏手彩 20 × 20(板画部)
裏手彩部数㎝有 自筆鉛筆サインに印有 東急百貨店名入りの共シール有 額有
コンディションは良好 ※鑑定委員会再鑑定保証

弘仁の柵もその題名のとおり棟方の板画である。この版画は複数枚数あるが,
その趣が裏手彩の絵付けの仕方によりずいぶん作品の雰囲気が一枚一枚変わる。
講談社の板画全集掲載の作品や棟方志功全集に掲載されている作品とも色合いが違い
大変面白い。版画ではあるが、その一枚一枚は異なりオリジナル性を放つ。面白いことに
同じレベルの大首板画と大首の倭絵との値段を比較すれば板画の裏手彩の大首
の値段の方が相対的に高くなっている。棟方の板画作品が高く評価されている現れだろうか。
出品作は非常に裏手彩が鮮やかで画面いっぱいに及んで非常に綺麗である。
今月の鑑定会がなかったので共シールで保証 前提で出品させていただく。

A.C.N ART AUCTION TOKYO
SALE108 6月セール

Modern & Contemporary&Decorative art
2018年 6月30日(土曜日)開催 午後1時〜

開催場所
東京 東日本橋
東京都中央区立産業会館 2F展示室
東京都中央区東日本橋2-22-4

 下見会 上記会場にて開催
2018年6月28日(木) 午前10:00〜午後6:00
2018年6月29日(金) 午前10:00〜午後7:00
2018年6月30日(土) 午前10:00〜正午

1903年   青森市に生まれる。 
 
  1928年   平塚運一を訪れ、版画を学び始める。
          第8回日本創作版画協会展、第6回春陽会展に版画が入選、
                 又第9回帝展に帝展に「雑園」(油彩画)を出品、初入選。
                 この頃から版画へと興味を移し、本格的な木版画制作を始めた。 
 
  1931年   油絵と版画によるッ最初の個展を開催。 
 
  1932年   日本版画協会会員となる。 
 
  1936年   柳宗悦、河井寛次郎らと民芸運動の人々と知り合う。
          これは以降の棟方芸術に多大な影響を及ぼす。 
 
  1937年   国画会同人となる。 
 
  1938年   第2回新文展に「善知鳥版画巻」を出品、特選となる。 

  19411年   第5回佐分賞受賞。 
 
  1952年    第2回ルガノ〈白と黒〉国際展で受賞、日本版画協会を脱会し、
                 日本版画院を結成。 
 
  1955年     第3回サンパウロ・ビエンナーレで版画部門最高賞を受賞受賞。 
 
  1956年     第28回ヴェネチィア・ビエンネーレで国際版画大賞受賞。 
 
  1960年    アメリカ各地で個展を開催。 
 
  1970年     毎日芸術大賞を受章。文化勲章を受章。文化功労者として
                 顕彰される 
 
  1975年     日展常任理事となる。九月、自宅で死去。青森市に「棟方志功
                 記念館」が開館する