没後50年記念 
藤田 嗣治特集 LOT114〜225まで
82LOT

ことし8月〜12月ぐらいまで藤田嗣治の没後50年を記念して、
東京・京都などで展覧会が開かれている。
特に看板の絵画「カフェにて」には注目が集まり、弊社でもその複製版画
※「カフェにて」は油彩画なので複製版画(死後・現代につくられた版画しかない。)
が品切れで今回の特集には出品出来ないほど。

複製版画はさておき,弊社はオークション会社であるからこの時期に
何か藤田嗣治のオリジナル版画を中心とした特集をオークションで
出来ないかと思っていたら、お客様から「猫の本]のスイート版20点の出品
をご提案いただけた。これだけでは特集とはいえないなと考えていたら
なんと「魅せられたる河」のアルシュ紙刷りのものと、100部しかない
モノクロのシナ紙版のご提案が舞い込んできた。
美術(オークション)の仕事をしていて面白いのは是をしたいなと思えば
不思議と作品があつまることだ。

現在藤田嗣治のオリジナル版画・油彩は上昇傾向でなかなか作品が
手に入らないのが悩みの種であったが、80LOTを越える作品を用意できた。

その他にデッサンとして版画 白猫の下絵の鉛筆デッサン

裸婦十態/猫十態より1点づつ

猫の本と魅せられたる河が中心であるが特集としての
油彩画が出品出来ればいいのだがそれはまだ弊社の力
不足で集められませんでしたが、版画としては久しぶりに
展示会規模の作品が集まった。

UP COMING AUCTION

A.C.N ART AUCTION TOKYO
SALE111
9月セール

Modern & Contemporary&Decorative art
2018年 9月29日(土曜日)開催 午後1時〜

開催場所

東京 東日本橋
東京都中央区立産業会館 2F展示室
東京都中央区東日本橋2-22-4
下見会 上記会場にて開催

2018年9月27日(木) 午前10:00〜午後6:00
2018年9月28日(金) 午前10:00〜午後7:00
2018年9月29日(土) 午前10:00〜正午

1886年(明治19)現在の東京都新宿区新小川町生まれ。
東京美術学校西洋画科に入学。
1913年、26歳の時にフランスに渡る。
パリのモンパルナスに住んだフジタは、シャガール・ローランサン・
ピカソ・ヴァン・ドンゲン・モディリアーニら
エコール・ド・パリの画家たちと交流。

彼らに刺激され、日本や東洋の絵画の支持体である紙や絹の優美な質感を、
油絵で再現しようとします。手製のなめらかなカンヴァスの上に、面相筆と墨で細い輪郭線を引き、
繊細な陰影を施した裸婦像は、「素晴らしい白い下地(grand fond blanc)」「乳白色の肌」と
呼ばれて絶賛される。

1919年にはサロン・ドートンヌに出品した6点の油絵がすべて入選し、ただちに会員に推挙されるなど、
フジタの作品はパリで大人気となりました。

1929年、凱旋帰国展のため16年ぶりに一時帰国。1933年以降は日本を活動の拠点とします。日中戦争がはじまると、
祖国への貢献を願い大画面の戦争画の制作に没頭しますが、戦後は画壇からそのために戦争協力者として批判を浴び、
その責任をとる形で日本を離れます。

再びパリに暮らし始め、日本には戻らないと決めたフジタは、1955年にフランス国籍を取得。1959年、
72歳の時にランスの大聖堂でカトリックの洗礼を受け、レオナールという洗礼名を与えられます。
最晩年には、フランスに感謝を示したいと礼拝堂「シャぺル・ノートル=ダム・ド・ラ・ペ(通称シャペル・フジタ)」
の建設を志し、完成から2年後に没しました。