20世紀初頭のフランスの巴里は日本の洋画家たちにとって今以上の憧れの地であった
ことはいうまでもない。藤田嗣治をはじめこの黄金期の巴里にフランスに訪れ、又は
暮らした日本人洋画家は多数いる。その一人が板東敏雄である。
板東敏雄て誰って?いう方も多いかも知れない。しかしヨーロッパのオークションで
は藤田に続く画家として個人のコレクターや美術館に収蔵されている、日本では知られざるエコールドパリ期の日本人画家である。

今回、偶然にもある交換会で彼の作品を8点も手に入れることが出来SALE116 5月のオークションに出品することができた。ここでは油彩の4点をご紹介する。

 

 

 

 

 

 

LOT311 板東敏雄 蝋燭 キャンバスに油彩 32 × 21.5

150.000/200.000円

 

 

 

 

 

LOT132板東敏雄
睡る犬 キャンバスに油彩 18×23 100.000/150.000円

 

 

 

 

 

 

LOT344 板東敏雄 裸婦
キャンバスに油彩 24 × 15.5 サイン有

100.000/150.000円

 

 

 

 

LOT333 板東敏雄 カップと笛 ボードに油彩 17× 23 サイン有
80.000/120.000円

板東は既にヨーロッパでも世界的な画家として成功していた藤田嗣治に
気に入られ彼のアトリエに長く滞在するなど交流を深めた。両人とも
動物の描写を好んで描いているが,猫の藤田 犬の板東と言われるほど代表的なモティーフだ。板東は1910年代の初期の藤田作品に影響を受けたのだろう。今回出品の水彩など雰囲気が似ている作品もある。

 

 

 

 

 

LOT337 板東敏雄 風景 水彩 16 × 10

40000/60000円

 

これから評価されうる作家の一人ではないか? この機会にお勧めの作家である。

ACN ART AUCTION SALE 116
2019/05/30(木)午後PM1時開催