斎藤清展 生誕100年記念の美術展を福島に見に行ったのは2007年の冬ころだった。

わざわざ福島まで1泊してこの出不精な私が知人から展覧会の話を聞いてどうしても
作品が見たくなって、衝動的に新幹線に飛び乗ったのを憶えている。
斎藤清の版画はそれまでもで百貨店などで企画展を会社で企画したことも有
なじみ深い作家である。その企画展で作品を集めているときに聞いた話では
1990年代半ば頃の作家生前の新宿小田急での個展は先生が販売価格を、その時の業者価格と
ほぼ同等の値付けがされており、ほぼ完売で、多数は業者による買いだともいわれていた。
その作家の生誕100周年 没後10年の大展覧会だったのでその当時も
現在でも通常の売買ではお目にかかれないサンパウロ・ビエンナーレ受賞作である≪凝視(花)
などのレアな版画作品が展示されると聞いては創作版画好きにはたまらない展覧会であった。
期待どうり初期の稀少版画やドローイングなど貴重な作品が目白押しで
何回も時間を忘れて見直し展覧会を堪能したのを憶えている。

SALE128ではその斎藤清の版画 15LOTある程度まとまった数が出品される。
「鶴ヶ城の春」や「猫」 定番の「会津の冬」など久しぶりに数が揃ったので
懐かしいことも思い出した。