マルク・シャガール ソルリエ版

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20世紀の巨匠、愛と幻想の作家マルクシャガールはオリジナルの版画も多数制作した。カタログレゾネを みてもリトグラフで1000点以上 その他 挿画本・銅版画などを入れると2000種題の作品を残している。 その他にオリジナル版画制作に携わった刷り師のシャルル・ソルリエによるエスタンプ版画(ソルリエ版)がある。いわゆるシャガールの油彩・水彩などからシャガールの許可を受け、シャガール自身が認めてサイン(ポスターでノーサインの作品もあるが)した複製版画である。 有名なのがパリのオペラ座の天井画の一部を切り取った「ロミオとジュリエット」ニューヨークメトロポリタンのポスター「カルメン」「魔笛」などは前出のオリジナル版画では無く、シャルルソルリエ制作のエスタンプ(複製版画)だ。それらはソルリエ版と呼ばれ、シャガールのリトグラフカタログレゾネにもコレクション値する版画作品としてオリジナル版画とは別に管理・掲載されている。 マルク・シャガール[after] 花を持つ女性 1967年 C.S.37 リトグラフ 62 × 46 ed. 75/150 1000/1500(千円) 2017年7月27日開催のSALE97に上記シャガールのリトグラフが出品されている。 A.C.N ART AUCTION TOKYO SALE97 7月セール Modern & Contemporary&Decorative art 2017年 7月27日(木曜日)開催 午後1時〜 開催場所 東京 東日本橋 東京都中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4  下見会 上記会場にて開催 2017年7月25日(火) 午前10:00〜午後6:00 2017年7月26日(水) 午前10:00〜午後7:00 2017年7月27日(水) 午前10:00〜正午 マルク・シャガール 略歴 Marc Chagall (1887 – 1985) 1887年 ロシアのウィテブスクに生まれる。 1907年 ペテルスブルグの美術学校で学ぶ。 1910年 パリでアカデミー・ジュリアンに通う・アンデパンダ展に出品。 1914年 ロシアに帰る。ベルリンで初の個展を開催。 1915年 ベラ・ローゼンフェルトと結婚。 1922年 最初の銅版画「わが生涯」を制作。 1923年 パリへ渡る。「死せる魂」「寓話」「聖書」などの挿画のための版画を制作。 1931年 ヴォラールの依頼で壮大主題「バイブル」に取り組むためパレスチナへ旅行。 1939年 カーネギー賞受賞。 1945年 ニューヨーク近代美術館、シカゴ・アート・インティテュートで回顧展を開催。 1948年 カラー石版画「アラビアンナイト」を発表。第25回ヴェニスビエンナーレ版画賞受賞。 1954年 ギリシャへ旅行。「ダフニスとクロエ」制作。 1956年 サーカスをテーマに石版画を制作。銅版画「バイブル」を発表。 1958年 「デッサンバイブル」カラー石版画25点制作。 1963年 パリ・オペラ座の天井画制作。東京、京都で大回顧展開催。 1965年 カラー石版画「エクソダス」制作。 1967年 生誕80周年記念でチューリッヒ、ケルンで大回顧展を開催。 1973年 ニースの国立シャガール聖書のメッセージ美術館が開館。 1977年 レジオン・ドヌール最高勲章受賞。 1985年 ヴァンスにて逝去。享年97歳。 マルクシャガール作品の査定はこちらから

ルイ・イカール

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ルイ・イカールは20世紀初頭のアールデコの代表的作家だ。1920年〜30代の家の中から社会へ進出したアールデコの女性たちを生き生きと描く作家である。特に版画作品は数多く制作され、弊社オークションでも「リリー」「オーキッド」「コージングI/ II」「スピード I/II」「ジョイ・オブ・ライフ」などは常連で出品され,人気を博している。 代表作・名品と言われるのは、「メロディ アワー」「ヨット」「ミミパンソン」など これらは今まで1点は扱ったことがあるが、現物を1回も取り扱えていない作品が ある。「Two beauty」この作品だけはお目に掛かったことない。 1931年のエッチングの作品、垣根越しに犬と並ぶ美少女の図柄の人気作品である。 もし、お手持ちのかたで売却希望があればお教え頂きたい1点だ。 A.C.N ART AUCTION TOKYO SALE97 7月セール Modern & Contemporary&Decorative art 2017年 7月27日(木曜日)開催 午後1時〜 開催場所 東京 東日本橋 東京都中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4 下見会 上記会場にて開催 2017年7月25日(火) 午前10:00〜午後6:00 2017年7月26日(水) 午前10:00〜午後7:00 2017年7月27日(水) 午前10:00〜正午 SALE 97にも多数イカール作品が出品予定 詳しくは後日 イカール 略歴   1888年 9月12日、銀行家ジャン・イカールと妻エリザベートの長男として、南仏トゥールズ市のトラヴェールエール・ド・ラ・バランス街に生まれる。 絵葉書の工房などで働きながら、絵画の修行を積む。シュール・シェレなどから影響を受ける。 1908年 雑誌「芸術批評」の表紙にHELLIの著名でイラストを描く。 この頃から画家になる事を考え始める。自分のデッサンをもって、クチュリエ(服飾店)をまわり、ヴァルモンで帽子、ドレスなどのデザインを手掛ける。 1912年 バルセロナのギャラリーで最初の個展を開く。 1913年 この頃から、イカールの作品が、アメリカなどに輸出され始める。 1914年 ファニー・ヴォルメールに出会う。以後、彼女はイカールのモデルを勤めるようになる。 エリゼ宮でのパリ・オペラ・バレー劇団による特別公演で衣装デザインを担当、注目される。 1921年 アメリカに販売網を持つフランスの版元・近代版画社から、製作依頼を受ける。 1922年 アメリカを訪れ、ワナメーカー百貨店での個展も成功をおさめる。 1927年 レジオン・ドヌール第5勲章を受ける。 1932年 ニューヨークのメトロポリタン画廊で、油彩の連作「白いヴィション」の展覧会開催。 1944年 パリ解放とともに、版画制作を開始する。 1950年 12月30日、モンマルトルの自宅で死去。イットヴィルの共同墓地に埋葬される。 ルイ・イカール作品の査定はこちらより    

創作版画/新版画について

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前回、斎藤清を創作版画として取り上げた,ついでに創作版画について考えたい。 創作版画/新版画とは何か?日本は江戸期に浮世絵版画という世界に誇る版画作品 藝術を創り出した。その伝統に西洋文明の影響も受けつつ、明治30年以後、自分で絵を描いて 自分で彫り摺る自刻版画の場合を創作版画といい、伝統的木版画、錦絵の技法で画家、彫師、摺師の三者が一体と なって新風を目指していった場合を新版画という。 新版画の代表は/鳥居清親/吉田博/川瀬巴水/北野恒富などが 創作版画代表としては山本鼎/田中恭𠮷/戸張孤雁/恩地孝四郎/ 戦後には池田満寿夫/斎藤清/長谷川潔/畦地梅太郎/駒井哲郎/清宮質文らがそれにあたるが、 戦後はあまり創作版画とは言わなくなってきている。 SALE96に出品されている創作版画 LOT268 畦地梅太郎 鳥のすむ森 1975年 木版 40.5 × 29 ed. AP サイン有 額有 コンディションは良好 40〜60(千円) LOT333 星襄一  梢(星) 1976年 加藤画廊351 木版 55.5 × 55.5 ed. 56/99 サインと印有 額有 コンディション良好 60〜90(千円) LOT232 長谷川 潔 メキシコの鳩 1966年 玲風書房346 マニェールノワール 26.4 × 35.4 ed. Epreuve de Artist サイン有 額有 コンディションは大体良好 (シート裏右下に遺族保存の旨の長谷川のスタンプサイン有) 1000/1500(千円) A.C.N ART AUCTION TOKYO SALE96 6月セール Modern & Contemporary&Decorative art 2017年 6月29日(木曜日)開催 午後1時〜 開催場所 東京 東日本橋 東京都中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4 下見会 上記会場にて開催 2017年6月27日(火) 午後2:00〜午後6:00 2017年6月28日(水) 午前10:00〜午後7:00 2017年6月29日(水) 午前10:00〜正午   畦地梅太郎略歴 1902年(明治35年)12月28日 愛媛県北宇和郡二名村(現宇和島市三間町)に生まれる。 1920年(大正9年) 上京。 1936年(昭和11年) 初の版画集『伊豫風景』を発表。 1937年(昭和12年) 国画会展で国画奨学賞を受賞(1940年には、2度目の受賞)。 1953年(昭和28年)ごろ 山男を題材にした作品の制作を始める。 1954年(昭和29年) 東京都世田谷区祖師谷に転居。 1976年(昭和51年) 東京都町田市鶴川に転居。 1991年(平成3年) 町田市立国際版画美術館で畦地梅太郎版画展開催。 1999年(平成11年)4月12日 肺炎のため永眠(享年96歳)。 畦地梅太郎作品のご出品はこちらへ

斎藤清「仲間達」 ほか

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創作版画は弊社が力を入れている分野だ。特に木版画は以前 星襄一を 取り上げたように、力を入れている。 今回は、斎藤清に注目していきたい。代表作は会津をテーマにした 会津の冬のシリーズやその他 会津の秋 鶴ヶ城 のシリーズなどが知られている。 もちろんその他の京都/奈良/鎌倉などの名所、果ては巴里風景などの風景版画も手がけている。毛色の変わった作品は「凝視」などの題名のつく複数の猫たちを描いた版画は風景画と違う斎藤清の版画家としての表現力をすごく感じる。 さて、今回2017年6月29日(木)開催のSALE96には猫では無く、珍しい犬の版画が 出品されている。 斎藤清 仲間達A 1973年 斎藤清版画集/講談社641 木版 38 × 53 下部マージンに画題と年記有 ・ed. 48/80 版上に自筆サイン有 額有 マージンに薄いヤケ有 その他コンディションは大体良好 150.000/250.000円 ちなみに同じ題名の仲間達Bは猫がモチーフでこの作品の対となる人気作品だ。 A.C.N ART AUCTION TOKYO SALE96 6月セール Modern & Contemporary&Decorative art 2017年 6月29日(木曜日)開催 午後1時〜 開催場所 東京 東日本橋 東京都中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4 下見会 上記会場にて開催 2017年6月27日(火) 午後2:00〜午後6:00 2017年6月28日(水) 午前10:00〜午後7:00 2017年6月29日(水) 午前10:00〜正午 斎藤清略歴 1932年 白日会展に油彩画《高円寺風景》を出品、初入選。 1933年 東光会展で入選。 1935年 国画会展で初入選。 1936年 日本版画協会展に木版画《少女》を出品、初入選。 1937年 国画会展版画部門で初入選。 1944年 朝日新聞社に入社。 1948年 サロン・ド・プランタン展で1等賞。 1951年 第1回サンパウロ・ビエンナーレに《凝視(花)》を出品、在聖日本人賞受賞。 1954年 朝日新聞社を退社。 1956年 アメリカ合衆国国務省、アジア文化財団の要請でアメリカやメキシコ各地で版画の指導を行なう。 1957年 リュブリャナ国際版画ビエンナーレ、アジア・アフリカ諸国国際美術展で受賞。 1964年 ハワイ大学より招待を受ける。 1969年 カナダ・グレータービクトリア美術館、アメリカ・サンディエゴ美術館で個展開催。 1976年 福島県の県外在住者知事表彰。柳津町名誉町民となる。 1981年 勲四等瑞宝章 1995年 文化功労者。 1997年 福島県柳津町にやないづ町立斎藤清美術館が完成。11月14日死去 斎藤清の査定はこちらへ

アンドレ・ブラジリエ

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この商売をしていても出不精の私は海外には行かないし、オークションという職業柄、 あまり作家本人との直接の関わりは少ない。少ない体験のなかでもアンドレ・ブラジリエという作家には1999年頃に一回神戸の展示会で会ったことがある。ご夫婦で来日されていたが、お二人とも揃ってすごく上品なヨーロッパの上流社会の人たちの雰囲気があったのを憶えている。 ブラジリエの油彩作品は近年価格が上昇し、特に海外のメインオークションにおいては2012.13年頃の2倍から3倍の価格で落札されるようになった。近代絵画セールの中でもカシニョールの油彩と並ぶ出品と価格を誇る作家になった。また水彩作品も今上昇中。     A.C.N ART AUCTION TOKYO SALE96 6月セール Modern & Contemporary&Decorative art 2017年 6月29日(木曜日)開催 午後1時〜 開催場所 東京 東日本橋 東京都中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4 下見会 上記会場にて開催 2017年6月27日(火) 午後2:00〜午後6:00 2017年6月28日(水) 午前10:00〜午後7:00 2017年6月29日(水) 午前10:00〜正午   アンドレ・ブラジリエ来歴 1929 フランス、ソーミュールに生まれる 1949 パリ美術学校に入学。ブリアンションのアトリエで学ぶ 1952 フロレンス・ブリュマンタル賞、ローマ大賞(第一位)、シャルル・モレ賞等を受賞。 1953 ローマ・グランプリ賞受賞 1959 この年より、パリ、ジュネーブ、ニューヨークで定期的に個展開催 1961 青年絵画展でシャルル・モレ賞 1962 シュールロット賞受賞。 1974 東京で個展 1977 日本画家東山魁夷が壁画制作中の唐招提寺(奈良)にブラジリエ氏を招待する 1980 シュノンソー城に100点を集め、初の回顧展 1985 レイナルド・ハーン作、ピエール・ジュルダン演出、戯曲「ジブレット」 1988 南仏アンティーブのピカソ美術館にて回顧展 1989 金の木馬賞(アンジェ市名誉勲章)受賞 1991 リトグラフ10点を収めたアルバム『ハーモニー』が出版される 2004 ドイツ、コンスタンツ湖畔、マイノー城にて展覧会 2005 サントペテルブルク、エルミタージュ美術館にて回顧展 アンドレ・ブラジリエの査定はこちらへ

梅原龍三郎「浅間山」

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20世紀日本洋画の巨匠は誰かと聞かれれば、梅原龍三郎と言えば、ほぼ正解であろう。 私どもでもデッサンや版画は日頃のオークションにも出品させて頂いている。 履歴などを読むと、京都の商売人の息子で裕福な生まれのようだ、明治末・大正初期に 若くしてフランスの私立美術学校のアカデミー・ジュリアンに私留学し,ルノワールに師事している。 才能を持った生粋のボンボンであったようだ。 戦後も東京美術大学の教授、1957年には文化勲章を受章 日本洋画壇の重鎮として確固たる地位を築いた。 梅原 龍三郎 浅間 1965年 ボードに貼られたキャンバスに油彩8号(45.5 × 38) R.U.65のサイン有 コンディションは良好 共板 作家本人自筆鑑定書/東京美術倶楽部鑑定委員会鑑定証書申請中 6.000.000/8.000.000円 次回セール95に梅原龍三郎の代表モティーフである浅間の秀作が出品予定。 A.C.N. ART AUCTION TOKYO SALE95 5月セール Modern & Contemporary&Decorative art 2017年 5月30日(火曜日) 開催場所 東京 東日本橋 中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4 下見会 上記会場にて開催 2017年5月27日(土) 午前10:00〜午後5:00 2017年5月28日(日) 午前10:00〜午後5:00 2017年5月29日(月) 午前10:00〜午後7:00 梅原龍三郎 1888年 京都市に裕福な商家に生まれる。 1903年 伊藤快彦や浅井忠の聖護院洋画研究所で学ぶ。同門に安井曽太郎。 1908年 田中喜作と渡仏。フランスの私立美術学校のアカデミー・ジュリアンに私留学、ルノワールに傾倒する。 1913年 帰国。知人の有島生馬とのつながりで武者小路実篤ら白樺派の画家・作家交流 ルノワールに影響を受けた画風が注目を集める。 1914年 二科会の創立に参画。 1922年 小杉放菴らと春陽会を結成。 1926年 国画創作協会に迎えられ、川島理一郎と洋画部を新設。 1935年 帝国美術院会員に就任。 1952年 文化勲章受章。 1986年 死去。享年98歳。

ベルナール・ビュッフェ 「ダリア」他

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ベルナール・ビュッフェは、私がこの業界に入った1989年のバブル 全盛期に高騰した作家の一人だった。油彩・版画とも瞬く間に 値段が上がっていった。その当時、版画のNYシリーズは100万から200万の 値段がオークションでついた。そう,今の草間彌生の絵画のように そしてバブルは崩壊、急激に値段は下がったものの、ビュッフェは 人気があり、その後も企画展、来日展が催され、バブルの分は弾けたが ある一定の値段で売買され続けた。 1999年10月4日、突然の訃報が聞こえてきた、ビュッフェの死亡の知らせだ、 それも自殺、20世紀最後の巨匠が20世紀とともに去って行った。 それから18年後の今はどうか。残念ながら版画に関して、特にモノクロの のドライポイントが,初期の作品にもかかわらず、価格が付かない、リトグラフも やや苦戦している。一方、油彩・水彩は2010年頃から再評価が始まり、2016年には バブル以来の高値を更新し高騰した。逆に言うと、ビュッフェのリトグラフ・ ドライポイントの秀作は今が買い時であるともいえる。 2017年4月27日(木)開催の 第94回A.C.N.ART AUCTIONにビュッフェ の紙油彩他の作品「ダリア」が出品 版画にもなった花の図の1点です。           A.C.N. ART AUCTION TOKYO SALE94 4月セール Modern & Contemporary&Decorative art 2017年 4月27日(木曜日) 午後1時からセール開始 開催場所 東京 東日本橋 中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4 下見会 上記会場にて開催 2017年4月25日(火) 午後2:00〜午後6:00 2017年4月26日(水) 午前10:00〜午後7:00 2017年4月27日(木) 午前10:00〜正午 ベルナール・ビュッフェ 1928年 フランス、パリに生まれる。 1943年 パリ国立美術学校に入学ナルボンヌに師事彗星のように登場。 1947年 初個展でその鬼才を認められアンデパンダン展、サロン・ドートンヌに出品。 1948年 第一回クリティック賞とジュンヌ・パンチュール賞を受賞。版画を始めたのもこの頃。 1952年 連作銅版画「マルドロールの詩」を発表。石版画第一作発表。 1962年、初の連作アルバム「パリ・シリーズ」を発表。 1963年、日本の国立近代美術館で回顧展を開催。 1965年、カラーリトグラフのアルバム「ニューヨーク」を発表。 1966年には「サンフランシスコ」「押し花」を発表。 1971年、レジオン・ドヌール勲章を受章。 1974年、アカデミー・フランセーズ会員に任ぜられる。 1979年、連作カラーリトグラフ「サントロペ」を発表。アンナベルとの結婚。 20周年記念に「花シリーズ」を発表。 1987年「ヴェニス」シリーズを発表。 1992年、パリの専属画廊、モーリス・ガルニエと契約を解消。 1999年、晩年にはパーキンソン病を患い、71歳で自らの命を絶った。

星襄一 王の樹 その他版画集「樹」より

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個人的に好きなアーチストを聞かれれば、一番に出てくるのは星襄一 という版画家である。 特に版画集「樹」に掲載されている樹木をモティーフにした木版作品は、 複数枚刷る版画ではあるが、一枚一枚に使われ、施された金箔の状態や原盤である 版木の状態で、版画の景色が微妙に変わり、 まるで1枚の版画がオリジナル作品のように思える版画だ。 代表作は写真の「王の樹」彼の作品の中でも 最高傑作の1枚である。 星の「樹」シリーズの特長は日本古来の金・銀白の 使用と樹木の枝のが毛細血管のような細かい彫り による表現である。 23年ほど前に初めてその作品を見たときの衝撃は 今でも忘れない。なんと美しく、きめ細やかな 作品なのだろうか。   1970年代に生み出されたこの樹木の作品は日本では無く 実は海外の人々に受け入れられ数多くの人々が 日本のお土産に購入していたのだ。 それらの作品を1990年代半ばに逆輸入した訳だ。 星襄一 (1913-1979) 大正2年(1913)新潟県に生まれる。台南師範卒業後、現地で教職に13年間たずさわり、 戦後は台湾より生地に帰還して孔版画を習う。昭和24年(1949)に日本版画協会展にて受賞。 昭和27年(1952)には日本版画協会の会員となって木版画を独習し、昭和34年(1959)国画会にて 国画賞を受賞する。その後も第2回、第3回、第4回の東京国際ビエンナーレ等に精力的に出品し、 昭和35年(1960)には国画会の会員となる。

ディエゴ・ジャコメティ 猫の給仕長

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2006年の3月に思い出深い出品作が出た。写真の猫が皿を持ったブロンズである。 ディエゴ・ジャコメティの「猫の給仕長」という ブロンズ作品である。 ジャコメッティといえば、すぐに思い浮かべるのが 針金のような人物「歩く男」のブロンズで有名なアルベルト ジャコメッティだが、ディエゴは一つ年下の弟で 兄の実存主義的な彫刻と比べれば、ユニークな家具職人 としての作品が評価の高い作家だ。 作品として代表的なのはダチョウの卵をかかえたダチョウの のブロンズやかえるのブロンズ枠の机などがある。 写真の「猫の給仕長」ももちろん代表作の1点である。 猫が皿を持ったブロンズ、何のために制作されたものなのか? これは実は鳥の餌置きとして作られたブロンズだそうだ。 なんともユニークな(鳥の天敵の猫をモチーフにする)ユーモア あふれるブロンズではないか。 この時のオークションカタログは表紙に写真の正面からの図と実は 後ろ姿がすごく良かったので,裏表紙にも後姿の写真を掲載した。   その時のエスティメイトは300万〜400万 結果は下値の倍以上となった。 ディエゴ・ジャコメッティ 略歴 〈ジャコメッティ〉1902〜1985。オブジェ作家。 〈ボド〉作家。ジャーナリスト。芸術評論家 1歳年上の 兄がアルベルト・ジャコメッティ。  

長谷川潔の版画/「時 静物画」/アカリョムの前の草花[草花とアカリョム]

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長谷川潔という創作版画作家とは付き合いが長い、もちろん物故作家だから本人は知らない。 作品のみの付き合いだ。1989年に美術販売の世界に何の因果か関わってきてから、色々な作品 と出会っている。一番は「時・静物画」 この作品は手彩色3点/モノクロ3点のサイン付きと 版上刷込サインのモノクロ1点と計6点の作品 を取り扱った。 3月30日開催の第93回 A.C.N. ART AUCTION TOKYOには 「アカリョムの前の草花[草花とアカリョム]」のマニエール・ノワールが出品される。 私どもでは初めての出品作品だ。 晩年のマニエール・ノワールを代表する作品である。晩年のマニェール・ノワール作品には 長谷川の晩年の人生観・自然に対する見方・考え方が濃く反映されている。 長谷川潔の全版画(魚津章夫著)によると長谷川自身がこの作品に対して「私は, 自身の庭や田野で摘み取った,色々な好む草花を花瓶に入れ,長方形のアカリョムの 傍に置いたとき(全く異なる如くおもわれる二つの世界)水中を泳ぐ魚と花瓶の草花とは、 微妙に融合し,あたかも花と胡蝶の関係にも等しく,魚は草中に入り,あるいは花より 魚が出現するかの観を与えた。草花は水を,水は魚を、魚は虫を,虫は草花を、と次々に 連想を進めると大自然のあらゆる存在物は一大円形を形成する。」と述べた。 長谷川潔の版画の魅力は、特に晩年のマニェール・ノワールの作品はその美しい摺りの 出来映えと共に長谷川の晩年の自然・静物にたいする考え方、まさに思想が感じられる 作品が多い事だ。   LOT192  長谷川 潔 アカリョムの前の草花[草花とアカリョム] 1969年 玲風書房353 マニエールノワール 26.4 × 35.4(版面寸)フルマージン ed. épreuves de artist サイン有 マージン左下に作家による画題/技法/年記有 マージン右下にエンボス印有 額有 画面のコンディションは良好 その他マット下マージンにうすい経年ヤケ有 1300/1600(千円) ハンマープライス 1.450.000円で落札 SALE93 3月30日(木)開催 開催場所 東京 東日本橋 中央区立産業会館 2F展示室 東京都中央区東日本橋2-22-4 下見会 上記会場にて開催 2017年3月28日(火) 午前10:00〜午後6:00 2017年3月29日(水) 午前10:00〜午後7:00 2017年3月30日(木) 午前10:00〜正午 弊社が最も得意とする作家の一人で、今まで他社には出品されていない 珍しい作品も出品しております。 長谷川潔 代表作品 時 静物画 狐と葡萄 ポアンダンテロガシオン号(ニューヨーク上空を)第3ステート 幸福の小鳥 手彩色 アレキサンドル三世橋 マニエールノワール/デッサン オパリンのある静物 長谷川潔(Kiyoshi,Hasegawa 1891〜1980)略歴 版画家。1891年横浜市生まれ。 東京の麻布(あざぶ)中学校を卒業後、黒田清輝(せいき)に素描を、岡田三郎助(さぶろうすけ)、藤島武二(たけじ)に油絵を学ぶ。 1913年(大正2)から文芸雑誌『仮面』の同人となって創作版画を発表。18年末アメリカへ出発し、翌春パリへ渡る。銅版画技法マニエール・ノワール(メゾチント)を復活させ、さらに独自の近代的表現を加える。 1926年サロン・ドートンヌ版画部会員(48年には絵画部会員)のほか、春陽会会員、日本版画協会創立会員となる。 1935年(昭和10)レジオン・ドヌール勲章、ついでパリ万国博覧会で金賞牌を受けた。 1964年フランス芸術院コレスポンダン会員、 1966年フランス文化勲章受章。 1980年京都国立近代美術館で大回顧展が開かれたが、同年12月13日パリの自宅で没した。

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